社会人で主体性は大事か? おしごとクエスト21
面接官「仕事の納期が遅れそうで困っている同僚を見たらどうしますか?」
あらためまして、みなさん、こんばんは!
キャリアアドバイザー「五十嵐 蓮(いがらし れん)」です!
さて、早速今週のクエストをはじめます!!
<クエスト21>「主体性」とは?
「社会人基礎力」(http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/)の要素の一つ
「主体性」 人事評価重視度「高」
仕事をする上で、主体性はとても大事なのは言うまでもありません。何も指示が無ければ、机に座っているだけ、という人は典型的な主体性のない人だとは思いますが、例えば、面接でこんな質問が来たらどうしますか?
「仕事の納期が遅れそうで困っている同僚を見たらどうしますか?」
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大抵の方は「手伝います!」の回答だと思います。「指示や助けが来るまで待ちます」という回答はしないでしょうが、実際の職場ではよくあることだと思います。
「手伝います!」の回答は、100点満点の答えではないことが分かりますよね?
では、どうすればいいのでしょうか。
主体性を持った行動1 自分自身を客観的に見つめる
困っている同僚を助けるかどうかは、まず、自分自身の状況を客観的に見つめるべきです。自分の仕事が優先なのか、同僚の仕事が優先なのかをしっかり見極めるのも主体性を持った行動の1つです。
主体性を持った行動2 自ら進んで状況を改善し行動する
同僚に「手伝うから指示出して!」は主体的行動とは言いにくいと思います。同僚が何に困っているのか見たり聞いたりして「じゃあこれを手伝うね!」という態度が大事です。
主体性を持った行動3 行動に責任を持つ
「同僚を手伝ったから自分の仕事が遅くなった」と上司に報告してしまっては主体性をもった行動とはいえません。「手伝ったが自分の仕事もきっちりやる」が理想ですが、「…といった状況があり、少し納期がおくれますが、先方にすでに話をしてあり大丈夫だと連絡を受けています」がスマートな態度です。
纏めると、面接の回答としては、「自分自身も業務の状況をしっかり把握し、助けることができると判断したら、その同僚を手伝います。ただし、自分の責任の下に行い、他の人には迷惑を掛けないように調整します」といった答えが一例です。面接官に「おっ、この人は主体的に仕事ができそうだな」と思われるかもしれません。
最後までお読み頂きありがとうございます。クエスト21クリアです!
主体性は、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」にも述べられています!主体性についてもっと具体的に知りたい方は、「7つの習慣」という本を読んでみて下さい!
では、また来週!
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